王の入手
 3Mの焼酎の入手には皆さん苦労をされていることだろう。酒屋さんと親密であったり昔からの常連さんなら、定価で購入できるだろう。しかし、「魔王」が定価で店頭に並んでいるところを一度も見たことがない。
 私自身、3Mといわれる焼酎が定価で購入できることはないとあきらめていた。しかし、「魔王」を定価で購入することができた。
 一つは平成18年度のヤフードームで開催された九州焼酎フェアーである。焼酎を2本購入すると当たりくじで魔王が定価で購入できるという企画があり、魔王が当たればと焼酎2本を購入した。購入した2本はいずれも4合瓶で「金峰櫻井」と「八千代伝」である。そうやってくじを引くことができ、幸運にも当たりくじで4合瓶の魔王を購入することができた。
 もう一つは、先日、職場の歓迎会で飲み屋さんに時間より早く付いたので、周辺をぶらついていると酒屋さんがあったので、なにげに入店してどんな品揃えなのか確認していた。すると「元老院」がおいてあった。「元老院」といえば「魔王」を造る白玉醸造の銘柄である。ダメ元で、店番のおばあさんに「魔王はありますか」と尋ねると、今はありません。「予約できますよ」と親切に教えてくださった。どうせ、プレミア値段での予約販売だろうと思って、「おいくらですか」と聞き返すと「そうですね2,500円ぐらいでしたかね」
 これはこれは、正価での販売である。それも単品で、ありがたいことである。早速、自分の電話番号と氏名を記入し一升瓶を予約をしてきた。はたして、3千円を切る値段で「魔王」が購入できるであろうか。いつ電話がかかって来るか楽しみである。今日は平成19年5月2日である。7月頃には電話がかかって来れば良いのだが。
 予約していたので、いつ電話がかっかてくるか、気にかけていたある日、知人から福岡市内では「魔王」が入荷しているとの情報を得た。そうであるならば、電話がかかってくると、期待しつつ待っていたが電話がかかってこない。しびれを切らして、こちらから、予約した酒屋さんに電話を入れた。すると、私の予約が、酒屋さんの手違いでできていないようであった。予約状況等を説明して、そうであるならばと、1升瓶は限りがあってお渡しできないので、4合瓶を2本ならということであった。早速、翌日、その酒屋さんを訪ね、「魔王」720mlを2本、合計2,820で購入した。単価1,410円である。1升瓶で購入できなくて残念であったが、4合瓶とはいえ、定価で2本も出してくれた酒屋さんに感謝しよう。次回は、一升瓶を購入できるといいのだが。
村尾の入手
 プレミア焼酎の「村尾」は店頭に並ぶことがない。店の棚にあるときはプレミア値段を付けられて2万円近い値段である。「もう、『村尾』は定価で買えない」とあきらめていた。
 そんなある日、時々、清酒や焼酎を購入している酒屋さんを訪ね、焼酎1本と清酒1本をカウンターに持って行った際に、おそるおそると店主に「村尾は手に入りませんか」と尋ねると、「ありますよ、要りますか」「ええ、お願いします」そう答えると、店の奥から「村尾」を1本下げてもって来てくれた。声には出さないが「よっしゃー、やった」である。すんなりと、購入できたので少々拍子抜けである。
 こうやって、「単品で定価で出してくれる酒屋さんがあるんだな」とあらためて感じた。もちろん、こうやって、「村尾」を出してくれるまでには、他の焼酎や日本酒を購入していたからだろう。また、私がこの酒屋さんを訪れる時間帯がいつも同じで、ほとんどが、店主が対応されていたことも幸いしている。足を重ね、顔を覚えてもらうことや入手困難なものだけを要求せず、じっくりと酒屋さんとの関係造りをすることが定価購入の道筋となろう。
川越の入手
 「川越」も入手困難な銘柄である。ここ福岡では私が知りうる限りでは、取り扱いのある酒屋さんが3軒ほどある。そのうち2軒の酒屋さんでは、プレミア値段ではないが、セット販売である。残りの1軒は、単品で定価で販売している。そこで、単品で正価で購入するために、数度となくその酒屋さんを訪れていたが、なかなか購入することができないでいた。数度目に、「川越は、ありませんか。」と販売員の方に訪ねると、「月初めに入荷するので、今はありませんね。」と返してくれた。これは、購入できなかったが、価値ある情報であった。そのことを聞いてから、月初めをねらってその酒屋さんを訪ねることにした。3度目の訪問であろうか、棚を見ると、「川越」が1本だけ他の焼酎に混じって並んでいる。これは、これは、早速握りしめ、レジへと向かうのである。
 そうやって、定価で単品で購入できた。1度であきらめることなく、ねばり強く酒屋さんに足を運ぶことが、大切である。
焼酎の購入
今月の焼酎購入(H19.8)
 今月に購入した焼酎を紹介しよう。というのは、3Mと言われ、その中でも特に入手困難である、「森伊蔵」が手に入ったからである。私は、「森伊蔵」の入手方法を森伊蔵の公式サイトで紹介している電話抽選で当たる方法しか知らない。私は毎月、応募しているが、当選したことがない。今回、入手できたのは、友人がある酒屋さんから、代理購入したものである。「森伊蔵」を個人に適正価格で販売している酒屋さんがあることに喜びを感じるとともに、その酒屋さんと友人に感謝したい。友人には、何かおいしいものでも送っておくことにしよう。

 その他に購入したものといえば、上記の「川越」、「さつま寿」、「園の露」で合計4本となる。「さつま寿」は\1,800,「園の露」は\1,960 安くて喜ばしい。両方ともレギュラー焼酎で、なかなか評判がよいようだが、期待している。
「田倉」の購入(H19.9)
 9月に入り、特にうれしかったのは「田倉」を購入できたことだ。「田倉」を取り扱っている酒屋さんを知っていたので、これまで何度となく来店していたが購入できないでいた。
 そんなある日、他の酒屋さんを訪ね、焼酎の棚を眺め、品定めをしているとその店に電話がかかってきた。すると、お店の大将が電話に出られ、あれこれと注文をたまわっていた。飲み屋さんか料亭かの得意先からのようであった。そうすると『「田倉」ありますよ。準備しておきます。』と話しておられた。
 それを聞いてた私がびっくり、何度となくこの店に来ているが、「田倉」があるとは知らなかったからだ。もっとも、このような焼酎は棚には並んでいないし、店の大将も自分から「田倉」ありますとは教えてくれない。これはしめしめと思い、『大将に、「田倉」あるんですか、1本頂けますか』とお願いすると、気持ちよく奥から出してくださった。幸運であった。
 酒屋さんの電話からこんな貴重な情報が得られるなんて、酒屋さんに自分で足を運んだかいがあった。
 
「栗東」と「黒吉」の購入(H19..10)
10月は「栗東」と「黒吉」を購入した。2本とも、「黒天狗」を造る白石酒造のものである。
 「栗東」は4月に予約をして、やっと購入できてた。「黒吉」は酒屋の大将がこれは、おいしいと勧めたので購入してみた。
 在庫が多くなっているので、開栓はいつになることか。 もう10月は、なにも買わないでおこうと思うのだが…。
つい買ってしまた「大和桜紅芋」(H19.10)
 とある酒屋さんに、「八幡」はないかと訪れると、テーブルにこの「大和桜紅芋」4本置いてあった。初めて見るものだった。お店の女将さんが「うちには6本だけしか入りません。これ(大和桜紅いも)はいろんな酒屋さんとのとりあいで、大和桜さんとはずっと以前からのおつきあいで、送ってきてくれたんです。」と話された。それを聞いて、思わず、「これください。」と言ってしまった。10月はもう買わないでおこうと思っていたのに…。
今月の焼酎購入(H19.11)
 「銀の星」は以前からほしいと思っていた1本である。お気に入りの「日南娘」をつくる宮田商店さんが造る皮むき焼酎である。
 4合瓶の「金計佐」はあたらしい焼酎で、酒屋の大将が、「これはうまいですよう、木樽蒸留で甕壷仕込み、萬膳よりも…」と勧めるので購入してみた。

 11月は、「なかむら」の販売の月である。この時期を逃すと、来春までまたなければならない。「なかむら」は常時、手元に置いておきたい1本なので、酒屋さんを巡り購入にした。2本購入したが、それぞれ別の酒屋さんからの入手で、3,200円と3,650円であった。3,650円はちょっとお高いが、単品での購入なので、何とか許せる範囲である。1本は自分用にもう1本は義理の父から頼まれものである。
とても幸運な1日(H19.12)
 私用があって1日仕事を休んだ。用件を済ます前に、午前9時開店の酒屋さんに一番に入店した。すると、びっくり、「月の中」が1本だけ棚の上に置いてある。そればかりか「佐藤の黒」「田倉」まである、さらに「萬年無濾過 大地の夢」も置いてある。こんなことは、初めてである。手に入れずらいものがまとめて購入できるなんて、とても幸運である。
 
 これら4本を会計に持って行くと、レジのお姉さんが4品をみてほほえんでいらした。思わず、「いい正月が迎えられそうです。」と返してしまった。
 と
ころで、当サイトでリンクを張らせていただいている「焼酎に夢中」さんも「萬年無濾過大地の夢」を購入されたと報告されてあった。同じ時期に出荷されたのだろう。
 用件が予定より早く終わり、午後から時間がとれたので、別の酒屋さんに足を伸ばした。そこでは、麦焼酎で有名な「兼八」を購入することができた。これまた、幸運であった。
 しかし、11月末に購入した「なかむら」と合わせて、ずいぶん購入してしまった。もう、12月は何も購入しない。
1月に入手した焼酎(H20.1)
 平成20年1月は、昨年からの在庫過多のため、購入を控えている。そのような中、1本だけ欲しい銘柄があった。それは、好きな「黒天狗」や「栗東」を造る蔵本である「白石酒造」さんの「田伝夢詩」である。「田伝夢詩」は取り扱い店が全国に3軒しかないそうである。調べてみると、我が家から、車で30分ぐらいで着く酒屋さんで取り扱っていた。そこに、連絡を取って予約をしていた。その酒屋さんから連絡があり、「田伝夢詩」を購入した。なんでも、この「田伝夢詩」は麹米に古代米の緑米を使ったこだわりの1本であるそうだ。開栓が待ち遠しい。
 
他に、麦焼酎の代表とも言える、プレミアものの「百年の孤独」を義理の妹婿から頂いた。これも、楽しみだ。
 「伊佐美」は正月の初売りに、いいものがないかとのぞいたデパートで購入したものだ。伊佐美の定価で単品での購入の機会は少ない。
 久々に酒屋さんを2軒ほどまわった。その酒屋さんは私が住む福岡県でも屈指の酒屋さんである。それぞれめあての焼酎があっての訪問である。
 1軒目は我が家から遠く、高速道路を利用して訪れた。めあては「麦古酒櫻井」と芋焼酎の「甑州」であった。「麦古酒櫻井」はおそらく手にすることはできないだろうと思っていた。
 店に着くと「甑州」は棚に並べてあり、なんなく入手することができた。棚から「甑州」を手にして対応してくれた店員さんに「甑州」を渡しながら、「櫻井の麦はありまか」と訪ねると、ちょっと待ってくださいと言って、電話中の店主の許可を得ようとしているようだった。しばらく待っていると、奥から、「原酒ですが」といいながら原酒の瓶を取り出してくれた。目当ての「麦古酒櫻井」ではないが、原酒でも購入できたのは幸いであった。
 
1月に入手した焼酎2
 その酒屋さんを後にして、一度帰宅して、次の酒屋さんに向かった。その酒屋さんでは麦焼酎の「釈云麦」をめあてに向かった。その酒屋さんでは「釈云麦」を手にすることができたが、他に限定発売の「つくし全麹」が棚に置いてあった。確か、年に2回の限定発売であったことを思い出し、4合瓶で購入した。
 1月は焼酎の購入を控えようと思っていたのだが、これでは控えているとは言い難い。いいわけがましくなるが、麦の焼酎の在庫がないので、麦焼酎を主に購入した。
 話が変わるが、1軒目の酒屋さんでは、購入できないであろうと思っていた櫻井の麦焼酎を手にすることができたり、他のプレミア焼酎が棚に置いてあったりした。2軒目の酒屋さんでは、「山ねこ」の一升瓶が棚に数本も置いてあったりした。この酒屋さんに何度も来ているが「山ねこ」の一升瓶が棚に置いてあるのは初めて見た。最近は、以前と違って、これまで入手が難しいものをよく店頭で見ることができるようになった。焼酎ブームもずいぶんと落ち着いてきたのだろうか。喜ばしいことだ。
 今日1日で、焼酎購入のため走行した距離は約130キロメートルであった。
2月に入手した焼酎(H20.2)
 平成20年の2月は、写真の3本を購入した。麦焼酎の「吾空」は、「喜多屋」さんに蔵見学に行った折に、購入したものだ。「喜多屋」さんの見学の帰りのごくたまにいく酒屋さんに寄って入手したのが「薩摩嵐」と「佐藤の黒」である。「薩摩嵐」は老松酒造が醸し出すこだわりの1本で、稀少で取り扱い店も少ない。
 「吾空」と「薩摩嵐」は初めての購入である、どんな味わいなのか開栓が楽しみだ。
 今月は麦焼酎の「悟空の眠蔵」と「青一髪」の2本と芋焼酎の「桐野」そして「玉露甕仙人 ブルーボトル」の4本を購入した。
 「悟空の眠蔵」は芋焼酎のものと麦焼酎のものがある。共に「八木酒造」で造られていて、日本・侍士の会の企画した1本である。芋焼酎の「桐野」も日本・侍士の会が開発した1本で、最近発売されたばかりである。
 「玉露甕仙人 ブルーボトル」も最近、限定として発売されたばかりで、なんでも、原料の黄金千貫の栽培のこだわりに特色があるとのことであった。
 
 麦焼酎の「青一髪」は長崎県口之津町にある久保酒造場さんが3年の熟成を費やし、世に出している1本である。
 どれも開栓が楽しみだが、今日は麦焼酎の「青一髪」を楽しんでみよう。
3月に入手した焼酎(H20.3)
 4月になり、「千亀女」「なかむら」「赤霧島」2本の焼酎を入手した。その中には、いただいたた「千亀女」も含まれている。
 「なかむら」は年に3月、7月、11月の3回の出荷されるが、今回購入したのは3月分で入荷分がずれ込み4月に購入できた。「赤霧島」は年に春と秋の販売で、3月末頃からセブンイレブンで並び始めていたようだが、私は、それぞれ別の酒屋さんで購入した。もうセブンでは購入できないだろうが、酒屋さんには、まだ残っているかも知れない。「なかむら」は11月に購入した分もある。また、義父もほしいと言っていたので、「赤霧島」1本と併せて、養子に出そう。
4月に入手した焼酎(H20.4)
4月に入手した焼酎 2 (H20.4)
4月は勤務先の異動や歓送迎会等で何かと出費が多く、懐が寂しくなり、焼酎の購入を控えていた。
 そんな中、「ひとり歩き」と「富乃宝山」を購入した。どちらも4合瓶である。
 私が住む福岡県福岡市近郊では、「ひとり歩きは」入手しづらい1本である。やっと、取り扱いのある酒屋さんを見つけ出した。幾度か訪問したが、いつも在庫切れで購入できずにいた。今回やっと入手することができた。
 「ひとり歩き」は古澤醸造さんが醸し出す1本で、原料にジョイホワイトを使っている。ジョイホワイトを使っている焼酎といえば、「山ねこ」「夢鏡」を思い浮かべる。
 どちらも芳香な焼酎であった。現在、「山ねこ」を開栓しているので、近いうちに、「ひとり歩き」と「山ねこ」を飲み比べてみようと考えている。
4月に入手した焼酎 3 (H20.4)
 麦焼酎の「つくし」を手にもって、「はちまん ろかせず」をだめもとで、店主に尋ねた。数が少なく、出せないのか、出さないのか曖昧な様子だ。「それなら、八幡はと尋ねると4号瓶ならともってきてくれた。店主と八幡の蔵本の話をしていると、店主から「田倉ならあるけどね」と思いもかけない嬉しい言葉、「もらう、もらう」と言うことで予定外に「田倉」を購入した。
 麦焼酎の「つくし」は、早々に開栓しようと思っている。というのは現在、開栓している麦焼酎は「青一髪」だけだからである。
 それにしても、こうやって単品で人気のある焼酎を正価で分けてくれる酒屋さんは、大切にしていきたい。
5月に入手した焼酎 (H20.5)
 5月に入って、予定外の焼酎を入手した。
 1つは、「松露」である。これは、頂き物である。まだ、1度も飲んだことがなく、開栓が楽しみである。
 2つめは、「天狗櫻35度」である。これは、年に1回、限定2500本だそうで、これで梅酒を造ろうと思い購入した 。
 3つめは、「兼八」である。これは、時々行く酒屋さんをのぞいてみると、隅っこにこの「兼八」の4合瓶が置いてあるではないか。迷うことなく速攻で手に入れる。何度となくこの酒屋さんに通っているが、「兼八」が店頭に並んでいるのは初めて見た。喜ばしいことである。
 4つめは、「田伝夢詩」である。現在、「田伝夢詩」を開栓して楽しんでいるが、なかなかこくのある1本で、もう1本ほしくなり、手に入れた。
 「天狗櫻35度」は、包装紙を取り除くと、透明瓶であった。写真で分かるように白濁している。濾過が弱めなのだろう。ラベルはというと、天狗の顔の色が25度では赤なのだが、青く変わっていて、飲み過ぎて二日酔いのようである。

 「松露」は、ご覧の通り、芋選者、杜氏、ろ過者の氏名が記載されている、札が添えられている。
 
「妻」ほしかった1本(平成20年5月)
 岩倉さんの造る「妻」がまた味わってみたくなったので、酒屋さんに行くことにした。訪ねてみても購入できるかどうかは、在庫しだいなのでわからないが、ともかく訪ねてみた。 その酒屋さんは自宅からは遠く、車で1時間ほどかかる。
 目的の酒屋さんについて棚をしっかりのぞいても、やはり「妻」はない。「妻」だけをくださいといっても、出してもらえそうもないので、棚にならべてあった「三段しこみ」を手にり、「妻」ありますかと尋ねると、奥から「4合瓶なら」と出してくれた。
 こうやって「妻」を入手することができたが、次にいつ購入できるか分からないので、気安く開栓できない。まだもう1本、できるなら一升瓶でほしい。ちょっと、贅沢か。
6月に入手した焼酎 (H20.6)
 写真の通り、今月は多くの焼酎を購入した。というのは、嫁の妹の旦那が焼酎が好きで、「佐藤の白」「六代目百合」「佐藤 麦」の購入を頼まれていたからだ。義理の妹婿は東京に住んでいて、東京では見ることができない焼酎であるらしい。他にもプレミア焼酎を頼まれたがさすがに入手できていない。
 自分用に購入したのは麦焼酎の「蠍」と「薩摩茶屋」の4合瓶である。サーバーに保管してる「薩摩茶屋」と買ってきたばかりのものを飲み比べてみようと思う。
「麦古酒櫻井」入手  (H20.6)
 お目当ての焼酎を手に入れるために、遠くの酒屋さんに出かけた。酒屋さんに着くと幸い店主が対応してくれた。棚を見ても当然お目当ての焼酎はない。幸い「造り酒屋櫻井」があったので、それを1本手に取り、いちかばちか店主に「櫻井麦 ありますか」と尋ねると「原酒?」と聞くので「いえ、原酒じゃない方で」と返すと、「最後の1本です」と奥から取り出してくれた。もう、「麦古酒櫻井」は手に入らないとあきらめ半分であったが、幸運であった。税ゴミ4200円と少々値は張るが10年以上の古酒なのだから、この値段でも充分納得である。限定3550本とのことで、7月の販売はあるのだろうか。終売も間近なのだろう。入手したものの、気軽に開栓できない。
 
 他にも、店主と話す中でとある焼酎の入荷状況を聞き出した。酒屋さんとの会話から得られる情報は信頼性が高く、価値がある。その焼酎が入手できるといいのだが。
「木々の目覚め」「玉露黒」「喜六」入手  (H20.6)
 酒屋さんを2軒、廻った。1軒目の酒屋さんでは、「木々の目覚め」を購入した。初めて目にする1本であったが、酒屋の大将が「木桶仕込みでうまいですよ。」とすすめるので購入してみた。甕壷仕込みはよく耳にするが、木桶仕込みとは初めてだ。大将のお勧めも時には素直に聞き入れると、こちらが望んだ1本を出してくれるので、これもおつきあいである。
 2軒目の酒屋さんでは、お気に入りの「玉露黒」と「喜六」を購入た。中村酒造場さんのつくる「玉露黒」と同じ銘柄名であるが、ラベルが全く違っている。
この「玉露黒」は数件の酒屋さんで販売されるプライベートブランドで、裏ラベルには販売する酒屋さんの店名が貼られてあり、酒屋の大将が言うには、「こちらは3年貯蔵であちらは2年貯蔵」とのことだ。その他に、4合瓶で「喜六」を購入した。「玉露黒」も「喜六」もしばらく味わっていなかったので、新鮮な気分で楽しめそうだ。 
[宮田屋」と「薩摩の眠り」を購入  (H20.7,5)
 遠くの酒屋さんまで足を運んだ。そこで、1本目は「日南娘」を造る宮田商店さんの米焼酎「宮田屋」を購入した。自分は米焼酎を特に好んでいるわけではないが、お気に入りの「銀の星」や「日南娘」を造る蔵なので、一度はどんなものか味わってみたかったから購入した。自ら米焼酎を購入するのは初めてだ。
 2本目は、全く購入するつもりもなかったものである。その名前すら知らなかった。酒屋の大将との会話で成り行きなのか大将の戦術なのか、予定外に購入した「薩摩の眠り」である。
  「薩摩の眠り」についての詳細は、後日、「徒然 第3巻」でお知らせしよう。