1993年9月10日「ウンナンライブを終えて」
ウンナンライブで歌った曲が流れてます N)これがあれですよ‘私日本から来ました一発太郎の歌’ですよ U)違います違います N)一発太郎の・・いいっすねぇ〜 U)いいです。一発太郎が歌う‘ジェットコースタートレイン’です N)またリスナーが書いてくるんだよ!それで(笑) いやぁ〜ライブをこの間、4・5日とね・・・これが1番最後のやつかな?1番声が出た時かな ?まあ、最高に声が出たのは打ち上げの時ね <ははは> U)出てましたね〜 N)普通より出てたもんね U)何故?っていうぐらい。その声が何故打ち上げに?と N)やっぱね・・後が尻上がりによくなってくるんだね、俺はね U)ちょっとスロースターターすぎてるじゃねぇ〜かよ N)ははは U)スロースターターすぎ! N)いやぁ〜でもね・・大変だったよ、今回。なっ? あのぉ〜ライブとか色んな県から来てくれたんですよね。山形県・・ U)ねぇ、ありがとうございます N)・・宮城県とかね U)はぁい N)大阪とか広島とか・・いっぱい来てくれて。これだったら全国ツアー行かなくてもいいんじゃな いかと。ここにいれば、みんな勝手に来るんだから U)今頃、地方のみんなガックリと。。 N)あはは U)いなねずの人達、ガックシ N)いなねずの方はね。とかねずは「うんうん」と思ってる。 いやぁ〜 あの、先週ですか?声がガサガサだったじゃないですか。えぇ〜。声が出なくて、 ちょうど演出家、鬼のながみねも聞いていたらしいんですよ。えぇ。聞かれちゃまずいと思った んですけど・・あはは(笑)なんせ、ながみねさんにやったの失敗だったかな?とか話していた だけに(笑) うちに帰って朝起きたらちょっとはよくなると思ったら。全然もう声が出なくて。今日は大変だ から、病院(耳鼻咽喉科)を探して行こうかって。 U)うん N)104で聞いて。ハローダイヤルで聞いて。そしたら西新宿にあると。○○耳鼻咽喉科とあると 。で、そこに行ったんですよ。そこに行って点滴を打ってもらったんだけども、よくならないと いうか、余計グッタリときて。あっこれは・・ちょっとマジで。フラフラして眠いのよ。点滴打 っても U)うん N)俺、点滴打つの久しぶりだから・・。点滴打ったら治るって言ったじゃないですか、藤井さんが <うん、僕の時は治りました> N)全然治んなくて、まずいなぁ〜と思って。で、楽屋へ入っていっても「おいっ!お前、キャラク ター作ってんだろう?」っていうような声で(笑)それは何かキャラ入っているだろうってぐら い声が出なくて。それで場当たりでやって、本当はゲネプロの時に業界の人がいっぱいきて、ち ゃんと本番通りにやりますからってやったんだけど、場当たりの時からもう立ってらんないの。 フラフラして。眠くて。あれっ?これはまずいなぁ〜と思ったら、舞台監督の人も倒れちゃって U)うん N)お尻から血を出しちゃって。それでもうゲネプロも中止になっちゃって、それで病院に更に行っ たわけですよ <違うところに?> N)違うところに。なんせ次はもう声が出ない。喉に注射するのがいいというのを業界で聞いたこと があるんですよ。まあ、マドンナも行ってるっていうね・・後になって知ったんですけれども。 で、コント赤信号の渡辺さんが行っているところでね、まあ、自由が丘の方にあるんですけれど も・・そこに連れて行かれて。で、行ったら、熱を測ったら37℃ちょっとあるの。平熱が35 ℃ちょっとだからけっこう熱があって。喉に・・注射をやるのは気持ち悪いね。 <喉にするの?> N)喉に直接! U)いっ1本打ってもらったの? N)2本 U)2本 N)うん U)ほぉ〜 N)2本打ってもらった U)左右に? N)で・・左右に U)ほぉ〜 N)喉の、喉ちんこの隣 U)ほぉ〜 N)左右対称に。こんな10cmぐらいの針を・・ <うわぁ〜> N)じゃあ、行きますよ〜って。ベットに横たわって U)うん N)ほんで、枕を首のところにグッと(首を突き出すような) <あぁ〜> N)なんか、てんりゅう長州戦で首をかってみろ!っていう・・そういう感じで首をグッと前に出し て。そこの所にキューっと注射されるんですよ。めちゃめちゃ痛いかと思ったら普通と変わらな いのね。感触は。ギューギューっと。そん時に、結構・・30秒か1分近くゆっくり打つの。 あっ、液が入っているなっていう感じがするの。で、暇だから声が出るので聞いてみたのよ。 「先生、ここって・・マドンナも来たことあるんですか?」って。そしたら先生が「わかりまし たか?」って、ニヤリとして(笑) <わかりましたか?って・・(笑)> N)(笑)「えぇ」って、注射器をふらすから、ブルンブルン揺れて。聞くんじゃなかったぁ〜って 。マドンナも行っているところよ!また世界に1歩近づいたよ U)ははは。だからって、貴方=マドンナなわけじゃないから。決して N)マドンナも同じところに寝たからね U)大変だったんですからね!こっちはこっちで。病院に行っている間 N)えぇ U)私は(ナンチャンが)病院に行って1人っきりですから。あのライブはご存知の通り舞台は2人 っきりで全部何もかもやっていかないといけないから・・ N)えぇ、えぇ、えぇ U)で、やることっていったら自分の1人芝居しかないじゃないですか N)うん U)1人コントの台詞を確認していたんですよ N)うん U)そしたら長嶺さんがやってきて、「ナンチャンさ、声が出ないから。えぇ〜、歌、全部覚えて」 覚えて?? <笑> U)(笑)覚えるぅ!!おっ俺さ、全く自分のパートの所しか知らないし、あのぉ〜2人で歌う所も N)おいっ!お前、そんなに歌心ねぇんだよ U)うん・・別に <大爆笑> U)俺、あんまり歌に関しては N)責任持ってやれよ!責任持って U)ははははは。いやいや N)うん U)いやぁ〜でも参りましたよ。それから暗記ですよ <暗記?(笑)> U)うん。そして舞台に出て、忘れてるね <笑> U)歌っていうのは台詞と違うね、覚えるのは。忘れてるもんだったねぇ〜 N)あぁ〜 U)えぇ〜。まあ、初日は大変だったんですけどね N)まあ、初日は、何とか・・ U)ゲネプロ無しでは出来た方でしょう N)そうそう。声もまあ、最低聞き取れた。まあ、初日ね、藤井さんが来て、まあ色々とありました けども、まあまあ最低聞き取れたぐらいでね。初日に来た人には悪いと思ったんですけれどもね U)う〜ん N)まあ、シャララからの伝統である‘初日はゲネプロ精神で’(笑)。それを言ったらマジで怒っ ている奴がいやがんの。「えぇーーっ」とか言って(笑)ホントにねぇ〜。えぇ〜それで2日目 にもう1回行ったんですよ。「もう1回明日も来てください」って。うん。で、もう1回血管の 注射をやって。で、よく見たら血管注射・・打ち損じしているの!さっ3本ぐらい入ってるんだ から <マドンナのとこ?> N)マドンナのとこ。おいっ、ちょっとココ・・‘や’と‘ぶ’が入ってんじゃないのかな?(笑) いやっ、でもそんなことはないんですよ。ちゃんと2日目にやると声が出て。後で聞いたら、生 涯そういうところは2本しか打っちゃいけないって。 <あらっ> N)俺、4本打ったんだよ(笑) <あっ、もうダメだ> N)うん。で、あるミュージシャンの友達に聞いたんだけどもね。まあ、友達って言ってもジャドー ズなんだけどもさ <笑> N)ジャドーズに聞いたら、声がかすれてて声が出なくなると、第3の声が出るらしいね。 はいっ。みんなこれ聞いて!第3の声!第1の声普通の声、第2の声しゃがれた声、第3の声 ミュージシャンの声。これなんだって。 第3の声は、もう最後出なくなった時に初めて・・天が「さあどうぞ」って。「これが貴方の声 です」 第3の声が・・出たのよ。 U)ほぉ。それがあの2日目の? N)2日目よ。それが最後のね、打ち上げの時に出した、第3の声 <あはは。打ち上げで出してどうする> U)ダメじゃない N)あはは U)みんな聞いてないしぃ〜 打ち上げなんて(笑) N)あはは U)打ち上げの時の声なんて(笑) N)えへへっ。いやぁ〜久保さん(久保コージ)を説得するのが大変なんで第3の声を使ったわけよ 俺が U)聞いてないしぃ〜 うふふっ N)いや、まぁ〜 でも、ワァーワァー言うておりますうちに初日・2日目と終わりまして U)う〜ん N)どうでした?総評は。 U)僕ですか? N)うん U)僕はダメでしたね N)おぉ〜。どうしてダメでした? U)僕は特にコント N)はい U)僕は・・ほらっ、コント・ネタ担当でしたらから N)え〜え〜 U)しかもですね、ネタ担当にしてはですね、あのぉ〜何ですか・・書けなかったですね。思いつか ないというか・・ N)あぁ〜もうダメですね、じゃあね <笑> N)コント担当は U)もうダメって(笑) N)あはは U)もうだから私は特に初日はガックリきてましたね N)おぉ〜 U)なんかね、プリプリしてましたよ。1人で。 N)いや、それさぁ〜コントが出来ないのはな、初日にプリプリするんじゃなくて、その出来ない前 にプリプリするんじゃないの? U)えっ?何が? N)いやっ、初日幕が開く前に・・ U)うん N)・・プリプリするんじゃないの?普通は U)いや、だからず〜っとですよ N)あっ U)初日、やっぱりお客さんの前に賭けて N)うん U)あぁ〜やっぱり・・何て言うんですか、新しいやつって言うんですか N)えぇー U)そういうやつが模索できなかったと N)あぁ〜 U)私はちょっとその辺が、今回は残念だったと N)なぁ〜るほど。すごいプロ根性ですねぇ〜 <笑> U)ははは・・ N)なんかお前がすっごい奴に聞こえるじゃん U)・・ははは N)えへへっ。だったら前もってやれよ U)あはは。そうですよねぇ〜。南原さんはどうだったんですか? N)今回ですかぁ〜。今回はねぇ〜。いやっだからあのぉぉぉ〜ある種、完成はしてませんよ、完成 はしてないんだけども、あのぉ〜〜その、歌とコントと上手く融合できたらいいなと思う方向は あったっていうぐらいですか U)はぁー N)だからそれが逆に早く歌が出来とけばもっとコントとね、ごったになってもっとおもしろ可笑し く進んだのに如何せん出来るのが前々日ぐらいだったから、上手く融合できなかった U)今回、でも早い方だったんですよ。特にネタに関してはね。 N)うん。あと、練習しすぎ U)あはは N)すっげい練習したもん(笑)しすぎだもん。もう U)(笑)練習はやったんですけどねぇ〜けっこう N)えぇー U)でもまあ、あの〜ハガキとかはですね「結構面白かった」と N)あぁ〜 U)しかしっ!それに甘んじてはいけません N)ちょっとここで内村さんの唯一作った曲 U)えぇ、私が作った曲 N)これをちょっと聞いてもらいましょうかね U)‘人は生まれて生きて死んでいく’ ここで曲のイントロが流れています。何故かお客さんから笑いが・・ U)なっ何故笑いが? N)内村とか歌は全然歌わないとか言うでしょ。その前、練習している時は俺が歌っている時にバン バン中に入ってきてコーラスとか歌ったりするのよ。歌の練習、お前好きだよな U)好きだよ N)あはは。なぁ〜ん・・ U)でも歌に興味は無い N)・・歌うなっ! U)でも歌好きなの N)あはは。わかんねぇ〜よ U)あはは N)すんごい歌に入ってくんのよ まだまだ曲が流れていて、ウッチャンが歌いあげてます U)歌いあげてますね。これがですね、新しいシャンソンの新境地を開いたというか・・一部の人で カルト的な人気を得ているという・・決してメジャーにはなれないんだけど N)あぁ〜全体ね。。まぁ、今までのライブがあんまり稽古できなかったという点から考えれば、 時間があって、1個1個取ってみれば・・まあ、ある程度の完成度はあったと。これから、どう 全体行くかな?っていうところですね U)うぅ〜ん。そうですねぇ〜 N)あともう一回りか二周り大きくしてみればよかったかなぁ〜って。ちょっと音楽をやる上では丁 度いいのかも知れませんが、人数を考えた場合、もう少し大きくてもよかったかな?と思いまし たね。 U)ふふっ。このトークの中で、この歌は邪魔ですね(笑)なぁ〜んか酔っぱらったサラリーマンが カラオケで歌っているような感じで。(何か言われたみたいです)うるさいなぁ〜(笑) |