1993年6月25日放送「ナンチャン結婚式前日」

      この日はナンチャンの結婚式を明日(実際は当日)に控えた時の放送でした。
      本当ならウッチャンも一緒に結婚式を楽しみにしたトークを聞けるはずだったのに。。
      まさかの番組収録中の事故により、ウッチャンは怪我をしてしまいました。ファンである私達以上に、
      ナンチャンは心配で、そして、複雑でたまらなかったと思います。。。でも、ナンチャンは一生懸命に
      頑張って最後までやってくれました。

えーどうもこんばんは。南原です。えーまあですね、いろいろですね世間をお騒がせしましてですね
えーいろいろご心配とかですね、してもたったんですけど。まあ、今言えるのは早く二人ともよくな
って欲しいと。。内村はですね、大丈夫らしいんですよ。1週間ぐらい経ったら復帰できるんじゃな
いかと。えー二人に関して言えばですねホントに一刻も早くよくなって欲しいと。。。まあこういう
ことですね。
でも、これからは仕事は仕事ですから私は元気なんで一生懸命勤めさせて、今日もまた勉強させても
らいたいなっと。。芸人の原点に戻るように、お先に勉強さしてもらいたいなーと思います。
えー、実は今日もなんかいろいろ後で盛りだくさんのコーナーがあるらしいんですけども。。。
とりあえずタイトルコールをいってみたいと思います。
「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」
(声が裏返るナンチャン)
いやぁー大変ですよ。今、1人で仕事やってますから。今日もですね、えー音楽の特番があったんで
ですけども。朝10時からやりましたよ〜1人で。いやぁ〜がんばってましたよ。何を1番頑張って
いたかったって、台本を読むこと。普段台本読まないから(笑)もう全部俺に頼っちゃうからみんな
「ココの進行はこうですからこうしてください」って。。もう勘弁してくれよぉ。。と。
そんなこんなで、一生懸命にやっているわけなんですけど。いよいよ来ましたよ、式。わぉ!もう今
日だよぉー 10時リハーサルだからなぁ、俺。あと9時間だ。
僕は「今日は(ラジオを)辞めたい」と言ったんですけども、テッシーがどうしても出ろ!と。
「今日出たら夏休みを3週あげる」と。
(当然ナンチャンが勝手に言ったことです)
今日はですねいくらなんでも式当日。。当日!!ですよ!当日にオールナイトをやるっていうのもで
すね、明日声もかれたら大変ですから。。色々しゃべんなきゃいけないことがありますからね。僕の
大嫌いなハガキ読みとかがありますからね。こまごました字を読まなきゃいけないことがありますか
らね。今日は助っ人、助っ人になるかどうか解かりませんけども今日の助っ人はなんですかぁ?
送り込まれてきたんですか?
いやぁ〜そのぉ〜2次会に関しては「笑組」の仕切りでやってもらうということなんですけど、肝心
なのは挙式でしょう。あっ、挙式でなく披露宴ね。まあ、挙式も勿論大事ですけど。披露宴も上手く
いかないといけないわけですけどもね。カッチャンとかね、みんな「俺の歌どうしよう。。」って。
神田が「僕、北神田どこで歌いましょうか?」お前待てよ、中尾ミエも歌わないんだぞ。
チャチャは「チャチャの中でどれがいい?」やめてくれよ〜。当然ちはるも「わたしも歌おうか?」
さえまでも「なんか歌おうか?」お前はいいよっ。
何歌うんだ?って聞いたら、「日産の。。」(笑)日産の
♪今度のサニーは立派だよ〜♪お前は黙ってろ。無茶苦茶になっちゃうから。神田が歌ったらピンク
の電話の血液がったがったパートUも聞かなきゃいけねえのか?石井光三さんもAVと絡んだところ
をやらないといけないのか?絡んだ対談とかを聞かなきゃいけないのか?など。。。みんなもう好き
勝手に言うんですよ。
で、ダチョウ倶楽部でしょ。ネタはどうしようか?とか。う〜ん、大変ですよ。
あと〜誰ですかぁ〜問題児がいるんだなぁ〜桂子師匠(笑)三味線いやホントに一旦マイク持たした
ら危ないのよ。止まんないの。だって、秀ちゃんの結婚式でお仲人さんが席をはずしている瞬間に、
座ったのよ!座ったのよ。ハハハ。座って。。。泣いてんのよ。何でお前が泣いてんだ。。
そういうパーティー事好きだから。うん。勿論、秀ちゃんの結婚式でもですね、送り出しの瞬間は
「今日はおめでとうございます」って師匠に最後言わなきゃいけないんだよ。桂子師匠に。
「おめでとう」「ありがとう」。。泣いてんのよ、そこも。来るよ。明日乾杯があるのよ。止まんな
いよ。さっき、笑組がいたから「桂子師匠。。気をつけてください。あのー抱きつきますよ。。」
「抱きつく?」「あっ、南原さんだったらキスするかもわかんないですよ」って。オイ、なんだよ
それ?どういうこったよ?なんか2〜3年前に、光ゲンジの諸星くんと一緒になったんだって。
仕事で。山城新五さんの仕事で。そしたら、「いやぁ〜諸星く〜ん」って抱きついてキスしたんだっ
て。必死で山城さんが止めたんだって。待て待て待てーーって。「あたし、この手一生洗わない」っ
て。。もう70歳ですよー(笑)桂子師匠。次の日○○
(聞き取れず)に会ったら「いやぁ〜○○、困
ったわよ〜昨日。。しかるゲンジ。。(江戸っ子ですから「ひ」が「し」になってるの)しかるゲン
ジの諸星くん?抱きついてキスしそうになっちゃって困ったわよー」って、みんなに言いふらかして
んの。
明日も台風の目となるでしょう。さすがにねぇー1つ許すとみんなが。。。
鏡割りもそうですよ。鏡割りをやるんですけど。。もしかしたら、やっているうちに橋本が出てきて
そしたらチョウノが黙っていないだろうと。。。藤波は軽くしめるっていうか要所要所えび固めする。。と。で、武藤もお色直しに出てきたらどうしよう。。と。そして、パワーが来ますよ。佐々木
けんすけ。けんすけが。。ええ。最初はご婦人を呼んでいたんですけど、都合で来れなくなって。
そしたら「誰がいないですかね?」って。「けんすけが行きたがっているんですけどね。」ああ、
それは是非いらして下さい。って。ライガーも来ますしね。こんなことしたら1つ困るのが、熊谷。
なんか本にしようと思うから。あと、とうまっちゃんね。テープ持ってくるからね。これを何か番組
にしようと思っているから。テッシーに頼まれて。ええ。
とうまっちゃん、有難うございます。テープをね、BGMとか作ってもらったんですよ。
楽屋でね何番がいいかって。。お色直しは1から4、第2のお色直しは。。ケーキカットはこれがい
いって作ってもらったんですよ。この中から選んでくださいって。いやぁ〜嬉しかったです。ええ。「ケーキ入刀」必ず何か入れているんですよ、「お色直し1」♪タタタタタタ〜ン♪「お色直2」。
。。。声を必ず入れているんですよ。DJみたいな感じでね。
で、あのーケーキカットの時、「えーっケーキカット。。と言っても色々と考えたんですけど、これ
しかないでしょう。パパパパ〜ン」(笑)DJなんですよ。ちょっと小粋なトークでつないでいるん
ですよ。う〜ん。なんだったら「パプーッ」って入れれる感じで、自分の息子。東松エジソンを入れ
れる感じでつないでいるんですよ。それをですね、僕は楽屋で聞いていたんですよ。そしたら青木が
パーッと入ってきて、「いやぁ〜さすがです、南原さん。ライブの事を考えて曲作りですか?」
違うよ!(笑)曲選びだよ、俺は。曲選び。歌、重要になるでしょ?ここで、ね。マッツー。愛のメ
モリーで。先週も言いましたように。。流れるわけですよ。
ここですごく大きな問題が起きたわけですよ。
今日、僕は音楽番組のスペシャル(藤井さんが作家で入っている)があるんですけど、それをやって
きたわけなんですけどね。財津和夫さん。。知ってる?サボテンの花!今カラオケでこれを歌わして
おけばみんな認めるという。。。サボテンの花。
財津和夫さんがいらしてくれてね、聞いたんですよ。生で。よかったぁ〜
一瞬一瞬カメラも俺を抜いているんだけど、江口の真似をしようかなぁーしようかなぁーと思ったん
だけど、これをやると洒落になんないから我慢して(笑)
奈江ちゃんも来てくれたんだよ。「見上げてごらん夜の星を」を歌ってくれたね。テイク3ぐらい撮
って。すっごくいいんだけど3回も目をつぶって聞いていたら最後は眠くなっちゃった。それはいい
んですけど。。
財津和夫さんですよ。サボテンの花がよかったぁ〜
そして、「青春の影」♪君の心に続く 長い一本道を♪
(歌うナンチャン)
これをね、なんとピアノソロ。生ピで。じゃあ、この青春の影はナンチャンの為に歌うよ!結婚のお
祝いということで。僕はですね、そのピアノの隣に席を作ってもらって。「じゃあ、時々振り向きな
がら歌いますよ」って。「そんないいですよ。。ありがとうございます。それだけで満足ですから」
♪君の心に続く〜長い一本道を〜♪もう、全身の毛が逆立つくらいに興奮して。。
わぁ〜いいなぁ〜と思うんですですけど、財津さんは律儀な人だから約束を守るんですよ。間奏でい
い〜ときにね、僕を振り向いて「ニコッ」と笑うんですよ。そん時、少しフッと冷めるんですよ。
冷めるんだけど、やってくれるんですよ。これがすっごく良くて。そしたら藤井さんが「ナンチャン
ナンチャン、明日歌ってもらったら?いけるよ、いける。ファンって言ってるから大丈夫だよ」
南原「ダメですよ。そんな。迷惑ですから、そんなこと言えませんよ」
藤井「大丈夫だって。先にトークのコーナーで言っちゃえばカメラ回ってるからOKOK」
南原「そうですか?」とか言って(笑)「とりあえず、当たって砕けましょうか。行きましょうか?
  」って、本番始まってバーッて盛り上がってきて。。。
南原「僕は個人事で申し訳無いんですが、明日実は結婚式なんですよ」
財津「あっ、そうなんですかー。おめでとうございます」
南原「あのーさっき歌って頂いた曲、あれー聞けたらいいなぁ〜なんて思ったり。。。してるんです
   けど」
財津「いやぁ〜それはちょっと。。」という所でトークは終わったんです。
「どーもすいませんね、さっきの事気にしないでくださいね」って。そしたらディレクターがそばで
聞いていて、「ピアノ用意していた方がいいんじゃない」「なななっ何でですか?」なんか、マネ
ージャーさんと話している声がちょっと聞こえたんだって。
「じゃあ、お祝い事しようか、電報かなんかで。いやぁ〜それもあれだしなぁ〜今はレコーディング
で忙しいけども。。う〜ん」南原「田村、田村ーっ。ピアノ用意しとけ、ピアノ。よ〜し、進行表持
って来い。マッツーじゃまだなぁ〜(笑)愛のメモリー」田村「勘弁してくださいよー」南原「じゃあ、こうしようか。マッツー。時間が押したという事でそれで終わりということで。思いきって他の
所を教えちゃう。高輪じゃなくて、新高輪の方に行ってもらう?」色々練っているんですけど。。
これ、明日来てもらったらですね、嬉しい誤算になる。そしたら、テッシーはテッシーで回して。。
それを熊谷が撮って、で、テレビジョンの「ここだけバラ売り」ででも書いて。。
みんなでそれを使いまわす。にぎやかになってもらえればいいなぁと思っているわけですよ。

(ピアノは用意するの?という藤井さんからの質問に対し)

いちおう用意しようかなぁと思っているんですけど。。そんなこといってやらしいから。。もうそん
な。。。「それはやらしいって!!藤井さん!!もう辞めてよ!!それは。。気持ちだから。ファン
だっていう気持ちが本当だったら来るはず!!」(笑)

 

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