平成22年9月定例会    
    平成21年 9月定例会

■代表質問
■市長2期目の所信表明について 新生倶楽部   岡部和子



Q:第5次大野城市総合計画の中の新コミュニティ構想について     
・国の政権交代にともなう市の対応・財政運営の取り組みについて
・地域ICT利活用モデルについて
・子育て支援や高齢者等の福祉施策の推進について

A:新コミュニティ構想の中核は共働のまちづくりです。
それを推進するための仕組みとなるパートナーシップ活動支援センターを共助の役割とし、自助を担う区や
公助を担う行政と密接に連携し、新しい公共サービスを展開することを目標としています。

 政権交代により、市としては、新年度当初予算の編成にも大きな影響が出ると想定されます。
今後とも、市民生活に支障が出ないよう、適切かつ機敏に対応していきます。

 また、新政権は、子育て・年金・医療など社会保障制度全般に係る見直しを示しています。
税財源の配分調整等の財政調整がなされないまま、一方的に地方自治体の財政負担が増加しないよう
最大限の配慮を求めていきます。

 採用された地域ICT利活用構築モデル事業は、デジタルペンシステムと台帳管理システムです。
台帳管理システムは、今まで紙の台帳に記載されたデータを電子データとして、台帳間で有効に活用するものです。
これらも
活用し、福祉総合システムを構築します。さらに、転入転出時の諸手続の一元化など、市民サービスの向上
につなげていきます。

 子育て支援事業に対する市民のニーズや現状での満足度の調査結果を放課後児童対策や地域と一体となった
子育て支援事業の充実に生かし、より満足度の高い子育て支援施策を実施していきます。

 また、高齢者が安心して、地域社会に参加できる仕組みづくりを基本に、各種施策を進めます。
 具体的には、保健・福祉・医療・地域が連携をした見守り体制づくりや、新たにシニア世代の交流と学びの場となる
高齢者ことぶき大学「若返りアカデミー」の開設などにも取り組んでいきます。

 マニフェストに掲げた「ライフタウンプロジェクト」は、この生活実感都市実現のために、市制施行40周年記念事業や
高齢者ことぶき大学「若返りアカデミー」などの施策として提示したものです。
    
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