平成20年6月定例会
 Q:小中学校等の子ども達の放課後の居場所づくりについて
・コミュニティセンターでの対応と利用状況
・現在の協議の進捗状況について
・今後の方向性

A:小中学生の放課後の居場所づくりは、各コミュニティセンターに「遊びの広場」を設置し、指導員を配置して、
児童・生徒が安全に安心して遊べる場を提供しています。月曜日から金曜日までの午後3時から午後5時までの2時間、
コミュニティセンターのふれあいホールの半面を無料開放し(祝日、第3火曜日は休み)、利用対象者は小学生から18歳までです。
平成19年度の利用者は4つのコミュニティセンター全体で1万8,859人です。現在の利用時間は、小学生の帰宅チャイム時間に合
わせて、午後5時までです。
また、使用するふれあいホールは、定期の利用者が多いため、「遊びの広場」の時間延長は非常に厳しいと考えています。

 児童の放課後の居場所づくりは、昨年12月に学校関係者や地域住民代表などで組織する児童の放課後等対策検討委員会を
設置して、本市の実情に即した総合的な子どもの居場所づくりを検討しています。
小学生に、放課後の過ごし方のアンケート調査などを行い、今年4月に、協議内容の中間まとめを行ったところで、放課後等の
居場所の具体的な内容の検討を進めて、7月末をめどに提言を受けたいと考えています。

 今後は、検討委員会での提言を受け、児童の放課後等の居場所づくりの具体的な方向性を定めたいと考えています。基本的には、
国が進める放課後子ども教室や福岡県が推進するアンビシャス広場事業にとらわれることなく、本市の子どもたちの実態やニーズに
合ったものとしたいと考えています。

 大野城市の将来をつくる心豊かでたくましい子どもたちを社会全体で育むことを基本に、市内のあらゆる場所、あらゆる機会を活用し、
子どもの居場所づくりを推進していきます。

☆安全安心・交通安全のモラル・マナーについて
    
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