平成20年12月定例会    
子ども図書推進について
Q:各公民館の文庫活動について
・小学校においての読書ボランティアについて
・移動図書わくわく号の利用者の状況

A:地域貸出文庫は、読書を通じ親と子の交流を図る、また、本に親しむ目的で設置し、26公民館、3集会所の29文庫が活動しています。
平成19年度の利用者数は、延べ9,247人、1文庫あたり約320人です。利用時間は、毎日利用できる文庫、週に1度など様々です。

 課題として、スタッフの問題があり、特定の人に過重に負担がかかっている文庫もあります。市とまどかぴあ図書館で行っている
読書ボランティア養成講座で、地域で活動できるスタッフを増やしていく予定です。活動として、各地域の実情に合った運営が基本で、
活動の活性化に向けた協議を、各区長を通じて今後とも行っていきたいと考えています。

 貸出文庫の連絡会として、大野城市地域貸出文庫連絡協議会があります。昭和56年の設立以降、本市の子ども読書活動推進の
役割を担い、年に2回のイベントを開催したり、各文庫の統括の役割を果たしています。まどかぴあ図書館と連携した子ども読書活動
の活性化に向けた活動を期待し、今後もまどかぴあ図書館と連携して地域貸出文庫連絡協議会を育成していきたいと考えています。

 市内全小学校で朝の読書タイムや昼休みに、学校読書ボランティアによる読み聞かせ活動を行っています。これにより読書への
興味の増進や、読書離れの防止が図られていると考えています。また、読み聞かせのほかに図書の整備や貸し出し業務の補助も
していただき、学校図書業務の充実に貢献していただいています。

 わくわく号はコミュニティセンター、公民館、公園など、市内24カ所を隔週で巡回し、平成19年度の利用者は2,973人、
貸し出し冊数は1万7,000冊です。

 わくわく号の巡回場所は、市民にとって利用しやすい場所の選定を地域の方々と協議していきたいと考えています。
    
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